今日は、ブレない自分になることが人生のゴールになっている方に向けて書きます。

クライアントさんに
>どんな自分になれることが理想ですか?と伺うと
『何が起きても動じない人になることがいいことだと思っていた』
『心が揺れても、真ん中に戻ってこれる人になりたい』
・・とおっしゃる方が非常に多いんですね。
「それは、人間らしい自然な姿ではないかもしれないなぁ」(良し悪しの意味ではなく)
・・とお伝えすると、皆さん心底がっかりされます。
(すまんのぅ・・)
では「ブレないわたしになりたくなる心理」にこだわってしまう気持ちは、どこから来ているのか?!
一緒に掘り下げていきましょう
よろしくおつきあいください。

弱さを自覚することはよくないことだという考え方があると
何が起きても動じない人を目指すようになります。
徹底的に無視されたり、存在を否定されることを言われたことがあったり、暴力を受けたことがある・・など
過去に、立ち上がるのが困難なほど心が崩れた感情体験があると、自分なりに自分の心を守ろうとします。
何も起こっていないうちから、想定問答
(=こうならないためには、こうしておけばいい、こうしておこう)という
理論武装で自分を守ることも。
二度と同じ場面が起こらないよう避けることに意識が向かうんですね。
どんなに厚い鎧を着ても、日常に起こる出来事そのものはコントロールはできないんです。
生きている限り、理不尽やとばっちりも含め、嫌な気分になる出来事がゼロになることはないからです。
状況判断がしっかりできる時のあなたもいれば、打ちのめされてヨレヨレになるあなたも、あなたの中には相変わらずいます。
それが、生き物である人間のごく当たり前の状態です。
ならば、打ちひしがれることがあるあなたも、誰とも替えの効かない唯一無二のあなたの一部ということになります。
弱さのある自分、弱ることがある自分、泣き言が口をつく自分の気持ちの一番近い場所で受け止めてあげることができるのはあなただけなんです。
ずっと抑えていたけれど、誰かにわかってほしかったのに諦めていたことはありませんか?
・ほんとはいじめられていた時助けてほしかった
・自分だけ雑に扱われて悔しかった
・お父さんとお母さんがケンカする姿をもう見たくなかった
・弟ばかり、周りの人がかわいがるのを見るのが嫌だった
・・
ここまで読んで、もし込み上げてくるものがあれば、大丈夫な振りなどせずそのままご自身を抱きしめてあげてください。
どんな出来事の中にいても、あなたはあなたに大切にされる人です。
生まれてきてよかったなぁと、恩恵も受け取る権利のある人です。
心が揺れることがあるからこそ、弱さを通じて自分自身とより深く仲良くなれるという面もあるのです。
自分自身を思いやれるようになると、労る心も育ちます。
同じように弱さを持つ誰かのことも、自然と見守る距離感で接することができるようになっています。
優しさや信じる心は、時間をかけて少しずつ育まれていきます。
あなたの中の常識が変わる頃、自然と内側でどっしりとした安心がいることに気がつけるようになります。
安心ベースの裁き合わない世界の住人になると、自由でのびのび、フットワークも軽く動けるので楽しい気分もついてくることが多いんですよ。
大人年齢からでも丁寧に自分と接することは可能です。
サポートが必要という方は、わたしもいます。
気軽に声をかけてくださいね



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